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【FF6】獣ヶ原マスターへの道

みなさんこんばんは。

今回の記事の執筆に至った経緯ですが、いろんなサイトで参照先として紹介され獣が原マニアの皆さんに愛されていた、エンカウントテーブルが見れるサイトがなくなったというお話からでした。

このままでは獣ヶ原マニアのみなさんが路頭に迷ってしまう・・・


ということでテーブルを作りました。→獣ヶ原エンカウント判定シート
ついでにSEED値ごとに次に出現するパーティーがわかるようにしました。
(SEED値の特定方法はこちらから)


ここからは獣ヶ原のエンカウントシステムの解説なので興味がない人のために結論。
獣ヶ原で何のモンスターを出すかはコントロールできる!


そもそも獣ヶ原には64個のエンカウントテーブルが用意されています。(シートの縦軸)
現在のエンカウントテーブルの位置はメモリ「1FA5」で管理されており、これは獣ヶ原で1エンカウントするごとに1ずつ増えていきます。
1FA5の初期値はSEED値と同値であり、エンカウントテーブルの現在値は下記計算式で表されます。

MOD(「1FA5」,64) (1FA5の値を64で割った余り)


続いて横軸の決定方法ですが、これは通常のエンカウントにも使用されている乱数テーブルと加算値が使用されています。(詳細はこちら
これによって算出された値の下位3bitを参照して、横軸の8パターンのエンカウントを決定しています。
(下一桁が0・8→A、1・9→B、2・0→C、3・A→D、4・B→E、5・C→F、6・D→G、7・E→H みたいな感じ)


ここまででお分かりの通り、獣ヶ原のエンカウントはSEED値に完全に依存しているため次に何が出現するかはコントロールすることが可能なのです!

さらに細かく調整するなら、縦軸は獣ヶ原でのエンカウントでしか進まないので、それ以外の場所で戦闘することで、横軸選択の乱数だけを進めることができます。


エンカウントの原理はここまででおわかりかと思いますが、獣ヶ原マニアの方はご存知の通り、獣ヶ原には出会ったことのあるパーティーしか出現しません。そこで選択されたパーティーが出会ったことがなかったらどうなるのか。

まず同じ行の一つ右の列を参照し、そこもなければさらに右を参照・・・を繰り返します。
(Hまで行ったらAに戻って参照)
同じ行に1つもパーティーがなければ一つ下の行へ行って参照。(このとき1FA5が1増える)
そこにもパーティーがなければその行の右の列を参照(以下繰り返し)といった形です。

【5193歩】FF6 極限低歩数攻略 part24【ゆっくり実況】」の動画が視覚的に大変わかりやすくなっており、参考にもさせていただきましたのでぜひみなさんもご覧ください。


普通は新たなパーティーに会えば会うほど狙った敵に出合いにくくなってしまいますが、この知識を使えばばっちり会えるはず!
みんなもこれで獣ヶ原マスターを目指してくれ!
(よくわかんねえからシミュレーター作ってくれという方がいたらご連絡ください)


参考にしました

Index of /~s-endo/ ファイナルファンタジーVI 出現モンスター予測プログラム
【5193歩】FF6 極限低歩数攻略 part24【ゆっくり実況】
Final Fantasy Wiki 「Veldt」
ff6a_analyzer - ファイナルファンタジー VI アドバンス データ解析プログラム
ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki* 「獣ヶ原」



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